宮田建築|三重県桑名市の住宅工務店・大工

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2024年1月10日
vol. 17~花粉症対策を見直す~

「宮田建築のNEWS LETTER 」 

いつもありがとうございます。

まん延防止等重点措置が全面解除になり、気候も暖かくなってきました。

各地で桜も満開になり、お出かけしたくなる季節になりましたね。

お出かけはしたいけど、この時期に花粉症に悩まされている人も多いと思います。

今回のテーマは「花粉症対策を見直す」

花粉症の方は、すでにいろいろな対策はされてきていると思いますが、花粉症デビューの方もいらっしゃると思います。

花粉症を発症する原因と対策をもう一度見直してみましょう。

花粉症は花粉に対するアレルギー反応が発生する病気です。
花粉は体内に入ると、免疫機能により受け入れられるかどうかを判断されます。
そして異物として排除対象と判断された場合、花粉を攻撃する抗体が作られ、花粉を体外に出そうと抵抗するようになります。

この抗体の働きがアレルギー反応であり、花粉を体外へ出そうとする行動がくしゃみや鼻水、涙という形で現れるため、花粉が体内にある限り、それらの症状が止まらなくなってしまうのです。

花粉症予防の鉄則は「吸わない、つけない、持ち込まない」です。

「吸わない」対策は、今では日常となったマスクの着用。

マスクをつけることで花粉を吸い込む量は1/3~1/6に減らす効果があると言われています。

ウィルスに対しても同様ですが、花粉も防ぐことができる不織布マスクがおすすめです。

「つけない」対策は、メガネをつける事。

目の表面に花粉が付着すると、目のかゆみ、目の充血を引き起こします。

いわゆるアレルギー性結膜炎です。

花粉を目につけない為にメガネが有効です。

通常のメガネでも、使用しない場合と比べて目に入る花粉の量は40%減少し、防御カバーのついた花粉症用メガネではおおよそ65%減少すると言われています。

手洗い・うがい・洗顔など体に付着した花粉を落とすことも効果的です。

手洗い・うがいは日常的にされていると思いますが、目がかゆい時などは洗顔して目の周りの花粉を落とすとよいでしょう。外出先では、涙の成分に近く点眼液で花粉を洗い流してもよいと思います。

皮膚からも花粉などの抗原が体に侵入してアレルギーを成立させると言われています。乾燥肌で肌のバリアが弱まっていると、花粉が体の中に侵入しやすくなるので、保湿して皮膚の状態を整えることも効果的です。

「持ち込まない」対策としては、服装にも注意が必要です。一番外側に着る上着はツルツルとした素材の物のが良いでしょう。家に入る前や玄関周囲で花粉を払い、上着はリビングなどに持ち込まない方がよいでしょう。

以上は皆さんも気を付けてされている外出時の花粉対策だと思います。

しかし、意外と皆さんお家の中の対策をしている方は多くないようです。

外出時に花粉が付いてくるのを完全に防ぐことはできませんが、家の中くらいは花粉に悩まされないようにしたいものです。

まずは、家の中の花粉を取り除く方法は、こまめに掃除することが大切です。

家の中で花粉が溜まりやすい場所は、玄関やカーテン、リビングなど。これらの場所を重点的に掃除するようしましょう。また、花粉のついたマット類はこまめに交換しましょう。

空気清浄機を置くのも効果的です。花粉を持ち込みやすい玄関などに設置すると家の奥に大量の花粉を持ち込むことを防げるでしょう。

花粉は、湿気を帯びると床に落ちると考えられています。加湿器を設置し花粉を床に落としてしまえば吸い込む危険性を減らせます。

ただし、床に落ちた花粉を吸いこまないために掃除機でこまめな掃除をしましょう。

まだまだ、換気の必要性は高いですが、換気をすれば花粉は家の中に入ってきます。花粉が舞うピークは13~15時だと考えられていますので早朝や深夜に換気をすれば花粉が室内に入ることは少なくなります。また、昼間に換気をするときは窓を少しだけ開けてカーテンは閉めたまま換気するといいでしょう。

網戸用の花粉フィルターも市販されていますので、これらを活用するといいですね。

この時期は洗濯物は室内干しにしましょう。また、花粉は静電気によって付着しやすくなりますので柔軟剤で洗濯することで静電気も防げます。

花粉症の方は、この時期気分も沈みがちですよね。

植物の花や葉から抽出した精油の芳香成分を体内に取り入れることで、植物の持つパワーで心身を健康に導いてくれる花粉症対策にもなるアロマテラピーを取り入れて沈んだ気分も一緒に上げていきましょう。

花粉で鼻がムズムズするときにお勧めなのがマグカップを使った吸入法。マグカップにお湯を入れたら、ユーカリやペパーミントの精油を1滴たらすだけで準備はOKです。湯気と一緒に広がる精油の香りを鼻から吸い込みましょう。

お部屋にアロマを拡散して芳香浴も気分もスッキリ空気も浄化しましょう。アロマポットやアロマキャンドルを使うのもいいですが、水や火が要らない便利なディフューザーや手軽に使えるスプレータイプもおすすめです

新年度も始まり、うららかな季節。

暗いニュースが多い上に花粉でますます気分が落ち込んでしまわないように、

花粉対策で気持ちよく過ごしていけたらいいですね。