宮田建築|三重県桑名市の住宅工務店・大工

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2023年12月27日
vol. 16~ひな祭りとミモザの日~

「宮田建築のNEWS LETTER 」 

いつもありがとうございます。

3月3日は、ひな祭りです。我が家にも娘がおりますので毎年お雛様を飾り、ちらし寿司を食べています。

今回のテーマは「ひな祭りとミモザの日」

お雛様を飾る時期に特に決まりはありませんが、ひな祭りは女の子の成長を祝うお祭りと同時に春の訪れを祝うお祭りでもあります。

一般的には冬から春に移り変わる節分が過ぎて、暦の上でも春が始まる立春(節分の翌日、2月4日ごろ)から2月中旬にかけてが良い。と言われています。

また「雨水に雛人形を飾り始めると良縁に恵まれる」という言い伝えから、雨水の日(2月19日ごろから)に雛人形を飾るのもおすすめです。

これは、雛祭りは水に関係する行事で、雛人形は厄を移した人形を水に流していたことに由来するため、水が豊かになる雨水に雛人形を飾り始めると良縁がもたらされると考えたからだそうです。

ひな祭りの定番メニューといえば縁起物がたくさん入った「ちらし寿司」

ひな祭り以外にもおめでたい日の料理として、よく食べられているのがちらし寿司です。

先の見通しが良くなるれんこんや、腰が曲がるほどの長寿を象徴する海老、黄身と白身で金銀の財宝を表す錦糸卵など、縁起の良い食材がたくさん入っています。彩りが華やかなひな祭りにピッタリですね。

そして、「はまぐりのお吸い物」

はまぐりと言ったら桑名!桑名と言ったらはまぐり!!

昔から「その手は桑名の焼き蛤」と称されるほど名物だったといわれています。

はまぐりは、対の貝殻でなければぴったりと合わないために、夫婦和合(夫婦が仲むつまじくあること)の象徴とされています。ひな祭りでは、女の子が良い結婚相手と結ばれることを願って食べられますが、婚礼の縁起物としてもよく使われています。

3月3日のひな祭りが終わると、3月8日は「国際女性デー」です。

国際女性デーとは世界中の女性の権利を守り、女性の活躍を支援するために世界中で祝われている記念日です。

近年ではSDGs達成目標のひとつとして掲げられた「ジェンダーの平等」に対して、ますます人々の関心が高まっています。

また、この国際女性デーは、「ミモザの日」とも呼ばれています。

イタリアでは日ごろの感謝を込めて母親や妻、会社の同僚などにミモザの花を送ります。この時期はイタリアでミモザの花が咲き始める時期だからなのだそうです。

黄色は西洋では春を象徴する色とされていて、黄色い花は寒く厳しい冬が終わり暖かな春が来たことを告げる「幸せの花」と言われています。
明るいミモザの黄色は、人々を幸せにする色なのですね。

日本でも、この時期にはミモザが満開になり、お花屋さんにもたくさんのミモザが並んでいます。

そのまま飾っておいてもかわいいですし、お手入れの仕方によってはきれいなドライフラワーとしても長く楽しめます。

今回は、ミモザを使った簡単なリースを作ってみたのでご紹介します。

今回は、生花ではなく簡単に手に入ってお手入れ不要な100均の造花を使用して作りました。

私自身、結構めんどくさがりでこまめでもないので、お手入れ不要で100均材料は手を出しやすくハードルも低めでちょうど良かったです

今回使ったのは、土台のリース、メインのミモザ、ミモザの周りに添える緑の葉っぱ系をいくつかと、春を感じさせる優しいピンク色のアジサイ。すべて100均の商品です。

全てを茎から取外します。引っこ抜けば簡単に外れます。あとは、バランスを見ながら配置し「グルー」という樹脂接着剤でひたすらくっつけていきます。「グルーガン」もグルーガンにセットして使う「グルースティック」も100均に置いてあります。グルースティックを高温で溶かして付けていくのでやけどには十分注意してくださいね。

上の写真の出来上がりのリースは、下の写真のミモザより少し足しています。

ミモザをたくさん使って、全体に散りばめてもっと豪華にするのもいいですね。

我が家は、お雛様の上の壁に飾っていますがそこだけ春が来たみたいに華やかになっています。

おうち時間が増えた今、世界に1つだけの自分だけのリース造りを手軽に楽しんでみませんか?