宮田建築|三重県桑名市の住宅工務店・大工

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2024年1月12日
vol. 31~今すぐできる熱中症対策・もう一度見直しましょう~

「宮田建築のNEWS LETTER 」 

いつもありがとうございます。

最近の暑さと雨は想像をはるかに超えていく規模で、命の危険を感じる脅威となってきました。

出来る対策を十分にして一番大切な命を守る行動をしていきましょう。

今回のテーマは「今すぐできる熱中症対策・もう一度見直しましょう~」

梅雨も明け、これからが暑さも本番。気温の上がり方が尋常ではない今、これまでの熱中症対策では追いつかないレベルにまでなってきてしまっているように感じます。

ここで改めて、熱中症を引き起こす主な要素と症状を見ていきましょう。

<熱中症の主な要素>

① 環境・・・気温の高さ・湿度の高さ・風の弱さ など

② からだ・・乳幼児・高齢者・体調不良・体が暑さに慣れていない など

③ 行動・・・激しい運動・慣れない運動・長時間の屋外作業・水分補給できない状況 など

<熱中症の症状>

めまいや顔のほてり

体のだるさや吐き気

汗のかきかたがおかしい

体温が高い、皮ふの異常

呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない

水分補給ができない

筋肉痛や筋肉のけいれん(※全身のてんかんの間違えないように様子を確認してください)

<応急処置としては>

① 涼しい場所へ移動しましょう。クーラーの効いた場所や車内に移動しましょう。近くにそのような場所がない場合は風通しの良い日陰に移動し安静にしましょう。

② 衣類などをゆるめて体を冷やして体温を下げましょう。氷枕や保冷剤で両側の首筋や脇、足の付け根などを冷やしましょう。また、手のひらを冷やすのも効果的です。皮ふに水をかけて、うちわや扇子などであおぐことでも体を冷やすことができます。

③ 塩分や水分を補給する。嘔吐の症状が出ていたり意識がない場合は誤って水分が気道に入る危険性があるので無理やり水分を飲ませることはやめましょう。カフェインやアルコールは控えましょう。

<熱中症対策>

熱中症発症場所の約4割は室内で起こっています。室内熱中症にならない為の予防対策をして、危険な暑さを乗り切りましょう。

熱の入り口の大半は窓からです。その入り口を対策するのも効果的です。

遮熱カーテンや遮光カーテンを使うのもおすすめです。遮光カーテンには、1~3級の等級があります。

中でも1級が一番遮光性が高く遮光率99.99%以上あります。また1級の前に完全遮光という種類もありますので、寝室や西日の強く当たるお部屋などには遮光性の高いものを選ぶのもいいですね。

また、ハニカムスクリーンと言って、見た目がおしゃれでスッキリとしていて、断熱性にも優れている窓回り製品があります。

ハニカムスクリーンとは、生地の断面がハチの巣(ハニカム)のような六角形の構造をしている断熱のブラインドです。
室内と室外の間に、その六角形の中の空気層ができるおかげで、保温性を高め窓の断熱・遮熱効果を上げます。

外出中にお部屋に熱をこもらせないのも大切ですが、在宅中の冷房効率にも効果的です。

室内に直射日光を入れないことが大切です。

一日の多くの時間を過ごすリビング。室内が広いとエアコンを付けていても室内の温度と湿度が均一になりにくく室内で暑い場所、寒い場所が出てきます。サーキュレーターなどを併用して部屋の空気を動かし室内の温度と湿度を均一にしておきましょう。また、仕事や読書などに集中していると水分補給などを忘れがちなので定期的な水分補給を心掛けましょう。

コンロなど火を使って料理をするキッチンは、熱と蒸気によって高温多湿となり熱中症が発生しやすい環境です。換気扇などで熱と蒸気を排出しサーキュレーターで温度と湿度を均一にして、こまめな水分補給を行います。また、熱を使わない献立も考えましょう。

寝室。夜になっても室内の温度がなかなか下がらないことも多く、寝ている間に熱中症になってしまうこともよくあります。

就寝中もエアコンはつけたままにして、室温が上がらないように対策しておきましょう。人は、寝ている間も汗などで水分が失われます。寝る前にも水分補給をしておきましょう。

成人に比べて体温調節機能が未発達で体温が上昇しやすい子供や暑さを感じにくい傾向にある高齢者などの部屋は特に室温、湿度には十分注意してしっかりと観察することも大切です。

浴室や脱衣室、トイレなどの小さなスペースは窓が付いてないことも多く、エアコンが付いていないことも多い場所です。このような場所では熱中症になりやすい場所でもあります。水分補給を忘れず首元など熱中症対策に効果的な部分を冷やすようにしましょう。

洗濯物を干したり植物に水を上げたりと出る機会も多いベランダやテラス。室内にいるときと同じ格好で出てしまい作業に集中しているといつの間にか熱中症になってしまったりします。

水分をしっかりして首元を冷やすなど忘れずに対策をしましょう。ファン付きの作業着などを利用しましょ

う。

直射日光を室内だけでなく、屋外でも遮断する方法としてよく知られているものに、グリーンカーテンがあります。朝顔やゴーヤなどのつる植物を絡ませてカーテンのように作ります。これによって日陰になるので、室内の温度が下がるという効果があります。

グリーンカーテンは毎年育てていく楽しみはありますが、夏の暑い日も雨の日にも便利なオーニングもおすすめです。

下記の写真は当社で施工させていただいた物件になります。

使わないときは収納できるので、お客様にも好評です。(リクシル社製オーニング)

夏の冷房効率だけでなく、冬の暖房効率も上げてくれる元々の窓に後付けで取り付ける内窓「リクシル社製内窓インプラス」があります。

こちらも当社で施工させていただいた物件になりますが、取付工事も数時間で完了し断熱、防音にも優れています。

エアコンでお部屋を効率的に冷やすには、こまめなフィルター掃除も欠かせません。冷房効率以外に電気代の節約のもつながります。

室外機にも直射日光は当たらないようにしましょう。ホームセンターなどに室外機カバーなども売っていますので、上手に活用しましょう。

葦簀(よしず)や簾(すだれ)のような昔ながらの伝統的な涼み方の一つに「打ち水」もあります。打ち水をすることで、水が蒸発する際の気化熱の働きで周囲の温度を下げることができます。また、水が地表にある状態では地面の気温が上がりにくくなり、濡れた地面を通る風も冷やされて涼しくなります。水が蒸発する際、打ち水をした場所の気圧が上がり、空気が流れることで風が生まれる効果も期待できます。

ベランダの表面がコンクリートで覆われている場合、熱がたまりやすくベランダの熱気が室内の入ってくる空気の温度を上げてしまいますので、ベランダにも打ち水は効果的です。

室外機への打ち水も冷房効率を上げるのに効果的です。

打ち水を行う時間帯は朝夕などの気温が上がり始める前と下がり始めた頃がいいでしょう。

この時間帯には窓を開け、換気も気にしながら生活環境を見直してみましょう。

熱中症にかかりやすい条件としては、体が暑さに慣れていないことも要因の一つです。

朝夕の涼しい時間帯に、ジョギングやウォーキング、散歩に出かけるなど適度な運動をすることで徐々に体が夏の暑さに対応できるようになります。

また、38℃~40℃のぬるめのお風呂に10分~20分ゆっくり浸かることでじんわり汗をかきます。普段から汗をかける体にしておくことで、体温調節機能を活発にし暑さに強い体づくりをしておくことも大切です。

まだまだ暑い日が続きます。無理はせずしっかり栄養と睡眠をとって暑い夏を乗り切りましょう。