施工実例
築100年以上は経つ立派な御屋敷の杉板貼りの門構えの改修工事を行いました。
今ではなかなか見かけなくなった杉板張りの外壁。手間もコストもメンテナンスも簡単ではありませんが、やはり見応えのある立派な造りです。
ビフォアーアフター比較
下画像内の中央ラインを左右スライドさせることで、工事前と工事後のビフォアーアフターが確認できます。
長い間風雨に晒され劣化した板塀。めくってみると修復した形跡ありましたが、それもこれも思った以上に傷んでいました。
劣化した板はすべて取り払い加工した杉板を一枚一枚貼っていきます。
塗装前の杉板は赤身強く、これはこれできれいですね。
杉板には防虫・防腐・防カビ効果のあるキシラデコールを塗装しました。
重厚感あふれる漆黒色の扉
扉部分の改修も進み、漆黒色が日に日に重厚感が増します。
塗装前、これはこれで塗装部分とのコントラストが綺麗です。
門金具は、既存のものを利用し、そのサイズに合わせて木材を加工しました。
扉部分に使用した「太鼓鋲」もキレイです。
太鼓鋲とは、主に装飾に使われる頭部が半球状の鋲のことで一つ一つ等間隔に打ち込まれた鋲がさらに扉の重厚感ある雰囲気を引き立てます。
木材選びや木の材種、価格なども昔のままとはいきませんでしたが、重厚感ある仕上がりになりました。
この建物工事に携われたことで勉強になることも多く、素敵な経験をさせていただけました。
代々受け継がれてきた立派な建物を、この先の世代にも長く引き継いで大切にしていただけたらと思います。
大工仕事が得意です
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