たまてばこ
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「宮田建築のNEWS LETTER 」
いつもありがとうございます。
今年も早いもので残すところあと1か月になってしまいました。
やり残しが無いか・・気だけが焦ってしまいますが、
「どうしてもこれだけは終わらす!」といくつか項目を決めて
気持ちよく2022年を終える準備をしていきたいですね。
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今回のテーマは「家づくり豆知識・家具**動作寸法とスタイルのはなし編」
家で過ごす時間=家具と過ごす時間。ということになります。
夜、眠るときのベットだったり食事をとるためのダイニングテーブル、ゆっくりくつろぐ時間を過ごすためのソファーなど暮らしやすさと密接にかかわってきます。また、内装カラーや照明器具同様、選ぶ家具によってお部屋の雰囲気も大きく変わってきます。
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以前にも少し触れましたが、ここでちょっと「インテリアスタイル」のお話。
インテリアスタイルとは、時代や場所、文化などの背景に由来する特徴のあるインテリアのことです。
いくつかのインテリアスタイルをご紹介します。
【ナチュラルスタイル】
木材などの自然素材の良さを生かしたスタイル・・・柔らかく自然な色合いに木目調の家具などで統一されているのが特徴。
【モダンスタイル】
「モダン」は「現代的な」という意味で、都会的で洗練されたスタイル・・・ガラスや金属などを用いることが特徴。色調はモノトーンを基調するコツが多い。近年では、自然素材や日本風のデザインを混ぜた和モダンスタイルが人気。
【北欧スタイル】
フィンランドやノルウェーなどの北欧地域が発祥のスタイル・・・寒い地域なので、いかに暖かい空間を作るかを重視している。色調は白などの柔らかい色が使われる。北欧モダンや北欧ヴィンテージなどの種類もある。
【アメリカンスタイル】
様々な人種の方々が暮らすアメリカ。インテリアのスタイルも多彩。
≪アメリカンヴィンテージ≫
渋めの革素材や木材などを活用したスタイル。かっこいい印象のスタイルですが、小物を取り入れることで遊び心のあるデザインになります。
≪ブルックリン≫
アメリカニューヨークに位置する「ブルックリン」発祥のスタイル。コンクリートむき出しの壁や装飾の少ない空間が特徴。
【アジアンスタイル】
自然素材を取り入れた開放的なスタイル・・・南国リゾートのような雰囲気。東南アジアにいるような非日常空間が味わえる。
【インダストリアルスタイル】
「インダストリアル」は「工業的な」という意味。機能的でスタイリッシュな印象・・・無機質さと無骨さを兼ね備えたデザインが特徴。工業的な要素を取り入れた空間作りができます。
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このように、抜粋しただけでもインテリアスタイルには様々な種類があります。また、いくつかのスタイルを掛け合わせたテイストもあります。
種類によってテイストや特徴も異なるため悩まれる方も多いはず。
内装や照明器具同様に、家具・カーテンのテイストの好みもそれぞれに違います。住む人みんなが心地よい空間にできればいいですよね。
壁紙や照明器具などは一度決めてしまうとなかなか変更もできませんが、家具や小物などは定期的に変えたりすることもできるので
色んなテイストを試して変化を楽しむのもいいですね。
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テイストは様々ですが、おおよそ決まっているのが家具寸法や動作寸法です。
例えば、ダイニングテーブルだと4人掛けなら幅:120㎝~150㎝。6人掛けなら幅:180㎝~200㎝です。
これは、人ひとりが食事や作業で必要とされる動作寸法が60㎝~70㎝とされていることから(×人数)で算出されています。
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家族の人数や使い方は違ってきますので、各家庭に合ったサイズを選んでください。
また、間取りによって配置の仕方は違ってきますが動作寸法や導線を考えた配置をすることも住まいやすさと関わってきます。
ダイニングテーブルの場合、座った背後がすぐ壁の場合と背後が通路の場合では配置の仕方も少し変わってきます。
背後が壁の場合は、椅子を引いて動作しやすい幅はテーブルの端から約80㎝~、人が通る場合は110㎝~と言われています。
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寝室の場合はベッドの配置の仕方が少しずつ変わってきます。
シングルベッドの寸法は幅:90㎝~105㎝、ダブルベッドは幅:130㎝~150㎝。奥行(長さ):200㎝が一般的です。
ベッド周りは人が移動したり、ベッドメイキングしたりするスペースが必要な為50㎝~65㎝程スペースを確保するといいでしょう。
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このように、住まいやすさは視覚から入る情報のほかにも人間工学から算出された動作寸法が実は大きく関係してきます。
昨今は、バリアフリー化で段差をなくした計画が主流です。
しかしそれだけではなく将来、車いすや介護が必要となることを想定し配慮した計画も重要となってきます。
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ずっと住み続ける家です。
長く住めば、好みも思いも環境もかわってきます。
その時その時に自分たちの住みやすいように
『城』を育てていってください。