宮田建築|三重県桑名市の住宅工務店・大工

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2023年12月27日
vol.6 ~テレワーク時代の住環境づくり~

「宮田建築のNEWS LETTER」 

いつもありがとうございます。

新年度が始まって一か月。

ずいぶん気候も暖かくなりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず落ち着かない日々が続きますね。

「新しい生活様式」も定着しつつもやはり慣れないこともまだまだあります。

今回のテーマは「テレワーク時代の住環境づくり」

以前とは、働き方も学び方もずいぶん様変わりしました。それとともに家の中での過ごし方も以前の様にはいきません。

「自宅=仕事場、学校」という方も増えてきたのではないでしょうか。

これまでは「くつろぐ場所」だった自宅に「仕事をする場所」としての新たな役割が生まれ、そのための環境づくりが必要になってきました。

仕事に集中しやすくオン・オフを切り替えやすい快適な環境を整えたいですね。

今回はオン・オフを上手に切り替える方法としていくつかご紹介します。参考にしてくださいね

・着替える

外出することなく「出勤」ができてしまう在宅勤務。人目がないからとパジャマのまま仕事にとりかかってしまう人も多いのでは。リラックスできる服装で仕事をしていると、自分は楽でも無意識のうちにだらけてしまうこともあります。適度に身だしなみを整えておくといいでしょう。服を着替える行動自体が仕事モードへの切り替えになるとも考えられます。

・軽い運動をする

起床して朝食を食べた後、自力で仕事モードをオンにするのはなかなか難しいもの。これまで通勤に使っていた時間を散歩や軽い運動にあて、心と体の切り替えをしてみましょう。

・ワークスペースを整える

生活感の漂う部屋での仕事はどうしてもやる気が出ない!という方は自分のワークスペースを整えてみましょう。

仕事をするスペースが決まったら、机の上にはパソコンや資料など必要最低限のものだけを置くのが理想です。ゲームなどの仕事の邪魔になるものは視界に入らないように片付けておくと集中できます。

ちょっと余談ですが、テレワークが広まったことで急増したパソコンのトラブルの一つとしてあげられるのが、飲み物を横に置きパソコンにこぼしてしまう「水没事故」だそうです。飲み物を飲みながらの作業やzoom会議。リモート飲みなども人気ですが、水没事故にも気をつけましょう。

・部屋を分ける

自宅に複数部屋があるという人は仕事をする部屋と生活スペースを分けることでオン・オフの切り替えがより簡単にでき、仕事をするだけの空間を作っておくことでその部屋に入ると自然に仕事モードへと切り替わります。

自宅に余っている部屋なんてない!という方もいますよね。

今は、収納スペースを簡単にワークスペースへ変えられる、下の写真のような便利な商品も出ています。

当社でも施工いたしますので、お気軽にご相談ください。

・休みをとる
在宅では、仕事とプライベートの線引きが難しくなります。ついダラダラと作業をしてしまいがちです。無意識のうちに長時間労働になってしまいがちなので、意識的に休みを取ることが大切です。

短時間の作業と休憩を繰り返すという「ポモドーロ・テクニック」という時間管理術を取り入れるのも生産性を上げるのに効果的です。

ポモドーロ・テクニックとは、「25分の作業+5分の休憩」を1ポモドーロとし、4ポモドーロ(2時間)ごとに30分間の休憩を取ります。これを繰り返します。個々の作業時間は短いので、途中で集中力が途切れるという心配は少ないでしょう。集中すると疲れますが、こまめに休憩を取ることで回復しますので、集中力の高い状態が一日の中で断続的に増え、それが結果的に生産性の向上につながります。

大人だけでなく、今は子供たちもオンラインで授業を受ける時代になりました。

共働きの家庭だったり、小学生以上のお子さんがいる家庭では、午前中など時間を決めて、一緒にダイニングテーブルで作業をしてみてはいかがですか。時間を決めること、大人も集中している姿を見せることで、子どもも自分のやるべきことに集中して取り組めます。

子供たちと一緒に学べる、家族の時間も大切にしたいですね。

ずっと家の中にこもりきりでは、息が詰まってしまいますよね。お昼ごはんやおやつ休憩の時間、晴れた日にはお部屋で食べるのではなく、ベランダに場所を移してみませんか。日光を浴びることで、体も心も元気がチャージされます。レジャーシートを敷いたりクッションを持ち込んだりして、家族と一緒に過ごすのもオススメです。

この機会にインテリアを見直してみたり、家族との時間を意識してみたり…。オンとオフを上手に切り替えるコツやインテリアの変化は、自宅で仕事をする必要がなくなった時にも、きっと役立つはずです。この機会にぜひ快適な環境づくりに挑戦してみてくださいね。