10年に一度の大寒波。想像以上の雪と寒さに驚きました。
大寒波の影響は交通の乱れや雪の事故、配送の遅延など様々です。
昨夜から当社にも給湯器の凍結等による故障の修理依頼の連絡をたくさんいただきました。
寒い時期は給湯器も壊れやすいです。まだまだ品薄が続いておりますので、
故障してしまう前にできる対策をもう一度確認しましょう。
凍結するのは水道管だけではありません。給湯機器や配管内の水が凍結し破損することがあります。
機器本体の凍結予防
給湯機器は気温が下がると給湯機器の器具内の凍結予防ヒーターが自動的に作動し機器の凍結を予防します。
電源プラグを抜くと作動しない為、電源プラグは抜かないでください。(運転スイッチに「入・切」関係なく凍結予防します)
ただし、給水、給湯配管や給水元栓およびふろ配管などの凍結予防は出来ません。
給湯配管の凍結予防
低温注意報発令時や冷え込みの厳しい場合、機器本体だけでなく、給水給湯配管、給水元栓も同時に凍結予防しましょう。
1. 運転スイッチを「切」にする。
2. ガス元栓を閉める。 例外)) ガス給湯暖房用熱源機で不凍液を使っていない場合は「開いたまま」にしておいてください。 自動的に暖房を燃焼運転させ、暖房回路の水を温めることで凍結を予防します。
詳しくはご使用製品の取扱説明書をご確認ください。
3. 通水する。お風呂のお湯の蛇口から、太さ約4㎜(400㏄/分)程度の細さで水を流したままにしておいてください。10時間浴槽にためると240L:一般的な浴槽一杯分が溜まる計算です。お風呂の蛇口が無い場合は、シャワーや台所などのほかの蛇口でも問題ありません。サーモスタット付混合水栓の場合、採光温度の位置に設定しておいてください。
追いだき配管の凍結予防
浴槽に水を溜めておいてください(循環アダプターより5㎝以上)。 給湯器の中にある追いだきポンプが自動的に浴槽の水を循環させて凍結を予防します。ポンプが運転する音(ウーンという音)がしますが故障ではありません。浴槽に水が無い場合はポンプが空運転し(燃焼はしません)機器から大きな音が発生することがあります。
~NORITZホームページより~
もし凍結してしまったら、自然解凍を待ちましょう。
絶対に熱湯を掛けたりしないでください。故障の原因になります。
次の大寒波に備えて、そのほかにも対策をしておきましょう。
断水にそなえて、生活用水や飲料水を準備しておきましょう。また、断水するとトイレが使えなくなります。念のため、簡易トイレも準備しておくと安心です。
ペットのトイレシーツも意外と使えます。大きなごみ袋のトイレシーツを入れると簡易トイレの出来上がりです。
停電に備えて、モバイルバッテリーや懐中電灯なども用意しておきましょう。暖房が使えなくなったときに備えて使い捨てカイロや湯たんぽがあると重宝します。
物流が止まった時のための食料の確保も忘れずに!!
極力、不要不急の外出は避け大寒波を無事に乗り切りましょう!