いつもありがとうございます。宮田建築の石田です。
少し前のことにはなりますが・・・。
当社の事務所で打合せに使っている、ごく一般的な事務机の天板を
亀甲模様風?のおしゃれな天板に作りかえました。
当社の社長が、手の空いている時間にデザインから図面に起こし、
少しずつ少しずつ作業を進めておりました。
材料は、以前にヘリンボーンフローリング材として使用した
洋桜と呼ばれる「モアビ」を使用しました。(ヘリンボーンフローリング施工事例はこちらから)
「モアビ」を小さな台形に細かく加工し、ひとつひとつパズルのように並べていきます。
色の濃い木と薄い木を組み合わせて
模様を作っていく作業をお手伝いさせてもらいました。
簡単そうですが、途中から頭がこんがらがってきました 💦
元々の天板のサイズに加工した木材の天板にはめ込んでいきます。
これは、まだ仮並べの状態です。
細かく台形に加工した木すべてに、今度は実(サネ)加工を施していきます。
👆写真右側手前が加工前。左側奥が加工後。
加工が終わった木と木を”目地棒”と呼ばれる部品で一つ一つ繋ぎ合わせて敷き詰めていきます。
これまた、手間も時間もかかる作業です。
隙間なく、ぴったりと収まりました。ピタッとハマったときは気持ちいい!!(社長談)
実は、これリバーシブルなんです。
裏側には、キッチンパネルを貼り付けてあります。
天板に汚れや傷が付いてしまいそうな作業の時はこちら側で・・・。
ここまでで、やっと完成までの折り返し地点です。
ここから、何度も何度もサンダーで表面を削っていきます。
何度もサンダーをかけることで、良い艶が出てきます。
これでも充分綺麗なのですが、この後気になる箇所を補修してから表面に塗装をしていきます。
表面にUVコーティング塗装を施し、鏡面仕上げ。
無機質だった事務机が高級感あふれるテーブルに生まれ変わりました。
ここで飲むコーヒーは格別です。
こうなってくると、周りの雑然とした書類たちが気になるとこですね・・・。
写真ではなかな良さが伝わらないのが、残念でなりません。
来社いただく方、皆さんに感動していただいてます。
やはり、実際に見ていただくのが一番伝わりますね。
事務所の特等席となっております。
お気軽に来社いただき、たくさんの方に感動していただけると嬉しいです。